チャンピックスの禁煙成功率は心因性で女性の方が低い

タバコを止めたい人が受診できるところとして、医療機関に禁煙外来というものがあります。
禁煙外来に行くことで専門的な治療を受けることが可能となり、禁煙補助剤の処方をしてもらうこともできます。
禁煙補助剤としてはチャンピックスという医薬品があり、ニコチンが含まれない治療薬となります。
今までの禁煙治療では、ニコチンが含まれている医薬品を使用する方法が行われていましたが、ニコチンを摂取している状態であるので、根本的な解決にはならない点が問題となっていました。
チャンピックスであればニコチンの摂取をすることなく、タバコを止めることに繋げる効果があります。
タバコに含まれているニコチンの影響で、喫煙を常習的に行っているとニコチン依存症を発症している可能性が高くなります。
そのために禁煙したことで、イライラすることや落ち着かない、気分が落ち込むなどの心因性の離脱症状が現れることが予想されており、症状が強く出ることで禁煙に失敗する人が多いです。
チャンピックスの服用による治療は、12週間継続する必要があり、途中で服用を中止することなく終了したときには、1年後のタバコを止めている確率は49.1%と言われています。
12週間の禁煙治療を行ってから4週間後までにタバコを1度も吸わなかった人は、全体の78.5%となっており、高い成功率を記録しています。
禁煙成功率の比率としては、男女に多少の差が出ており、男性の成功率が79.1%であるのに対して、女性の成功率は76.6%となります。
禁煙できるかどうかは心因性の要素も大きく、家庭内に喫煙者がいる状態だと成功率が低くなると言われています。
女性の場合のほうが男性と比較して、家庭内に喫煙者がいることが多いと推測されるために、それが男女の成功率の差に表れていると考えられています。